TOP 週刊文春記事に対して
本日発売された週刊文春にあたかも私が中国人秘書と親密な関係を持ち、また、中国人が多額のパーティー券を購入していたとする内容の記事が掲載されましたが、まったくの事実無根記事であり、同誌に対し、厳重に抗議をしたところです。
日ごろよりご支援いただいている皆様にご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます。
来年の改選を控えた大切な時期に事実無根記事が掲載されたことに対しては、毅然とした対応を検討することとしますが、まずは皆様に対し、記事内容が事実と全く違うことについてご説明させていただきます。
5年前の参院選の前にも私を誹謗中傷する記事が月刊誌に掲載されました。全くの事実無根記事であったことから刑事告訴しました。その結果、執筆した記者に対し、当該月刊誌へ謝罪文を掲載させるとともに、記者が誹謗中傷記事を送付した700余の送付先に謝罪文のコピーを送付させ解決しました。
今回も同様の悪質な選挙妨害ではないかと思われます。
私は、自民党外交部会長などを経験し、議員外交などにも努力しているところです。
そのような中で当該国の諸情勢などを適宜教えていただくために複数国の方々に顧問という肩書でお願いをしていたことがあります。
常時事務所の事務をしていただくということはなく、わからないことがあった時にお尋ねし、好意で教えていただくという程度のことなので報酬も発生することがありませんし、給料等もございません。
掲載の中国の方についてもそのボランティアの1人であり、したがって外資系企業の給料の肩代わりという貴誌のご指摘は事実に反します。
記事本文には「平日5日のうち2日、3日出勤していた」との記述がありますが事実ではありません。
政治資金パーティーについてですが、様々なご縁でパーティー券を購入していただいているところ、購入者から振込や現金で直接支払いを受け、領収書を発行しているところであり、記事にあるような「あっせん」にあたる購入はございません。
なお、パーティーの出席者は、私が自民党外交部会長を務めていた時のご縁でお越しになった方も多く、記事にあるような中国関係だけではなく、台湾、韓国のほか中央アジアなど様々な各国関係者がお越しになっています。
このように本件記事には事実と違うことが数多く書かれています。このほかにもたくさんあります。
たとえば、ホテルに中国人秘書と2人で1ヶ月滞在したとの記載がありますが、そのような事実はありません。
新型コロナウイルス感染症感染防止のために、ホテルスタッフから勧められた長期滞在プランの新スーパーTOKYOCATIONを利用していたのは事実ですが、中国人秘書がホテルに来たことはありません。
また、中国人秘書と成田に2泊したとの記載がありますが、成田に宿泊した事実はありません。
朝、一緒にゴルフをする男性が議員宿舎に迎えに来てくださり、ゴルフ終了後は、その男性の車で、議員宿舎まで送って貰っています。
その後、2人で愛知に行き2泊したとの記述がありますが、真実は私1人が愛知県に行き、視察などの日程で2泊しました。
他には同行者は居りません。
また、タクシーの上座に中国人秘書を座らせたとの記述があります。週刊誌によれば、運転手の後ろ座席が「上座」だとのことですが、私が先に議員宿舎で降りるので、後から乗車しただけの話です。これも悪質な印象操作記事というほかありません。
また、当然のことながら身を寄せ合った事実もありません。
さらに、私が10月14日「日中一帯一路促進会基調講演」と題した講演会を行ったとの記述が ありますが、これも事実に反します。
私は、この会に出席しておりませんし、この団体との関わりもございません。元参議院議員からのご依頼があり国会事務所で会議室の予約のみ行いました。
参議院議員会館の規則では、会議室について『1用途 (抜粋)議員からの申し出により議員以外の者の会議にも使用することができます。』とされていてこれを活用しただけのことです。
以上が事実であり、本件記事内容の大半が事実に反します。
5年前に引き続き、今回も来年の改選を阻もうとする勢力が事実無根の情報を提供したのだと思います。
悪質な選挙妨害と言わざるを得ません。
このような悪質な妨害に負けることなく真摯な政治活動を全うして参ります。
令和3年12月16日
令和3年12月16日参議院議員 松下新平