コロナで止まっている実習生の来日について現状を知りたい。
TOP 新型コロナウイルス感染症について 要望・質問への回答一覧(Q&A) 来日出来ない実習生について
2021.06.17
来日出来ない実習生についてコロナで止まっている実習生の来日について現状を知りたい。
担当役所別
法務省出入国在留管理庁まず、現在の状況を御説明いたしますと、新型コロナウイルス感染症に関して、上陸の申請日前14日以内に上陸拒否対象国・地域(159の国・地域)に滞在歴のある外国人については、「特段の事情」が認められない限り、入管法第5条第1項第14号に該当する外国人として上陸を拒否することとしています。
また、上陸拒否の対象地域以外からの入国についても、全世界を対象に査証発給の制限が行われており、現在、「特段の事情」と同様の事情がある者についてのみ査証発給が行われています。
一方、例外的に上陸を認めることとしていた、「全世界を対象に必要な防疫措置を確約できる受入企業・団体がいることを条件に入国を許可する措置」、「レジデンストラック」及び「ビジネストラック」の運用も、昨年12月の変異株ウイルスの確認後、現在まで停止されています。
よって、新規入国が可能な方法は、「特段の事情」が認められる場合ですが、現在その理由として認められているのは、「再入国許可による再入国」「日本人・永住者の配偶者又は子の新規入国」「入国目的に公益性が認められる者(例:コロナウイルスワクチンの開発者、オリパラ開催関係者)」「人道上配慮の必要性がある者(例:危篤の家族への面会、重篤な病の治療など)」となっています。
このため、現在、技能実習生の入国は困難であり、今後の入国見込みについても、現時点でその時期をお答えすることは困難です。