2022.03.02
全国専修学校各種学校総連合会より 新たな経済対策について
新たな経済対策について
専修学校関係の令和3年度補正予算については、新型コロナウイルス感染症の拡大防止、未来を切り拓く「新しい資本主義」の起動の観点から、必要な予算を計上している。
まず、「新型コロナウイルス感染症の拡大防止」としては以下の通りである。
- 学校等における感染症対策等支援、コロナ対策等支援のための経費を計上。令和2年度の補正予算同様、高校以下の学校における保健衛生用品購入費などの支援を行うための経費(約305億円を計上しており、高等専修学校も対象となっている)。
- 新型コロナの影響により厳しい状況にある学生等の学びを継続するための緊急給付金。コロナ禍で厳しい経済状況にある学生に対して、修学を継続するために10万円の緊急給付金を支給するための経費(約675億円を計上しており、専門学校生も対象となっている)を計上している。
- 「未来社会を切り拓く「新しい資本主義」の起動」として、令和4年度当初予算として要求していた「DX等成長分野を中心とした就職・転職支援のためのリカレント教育推進事業」を、大きく拡充して前倒しにする形で計上しており、専門学校等が労働局、企業等産業界と連携してDX等成長分野を中心とした教育プログラムを提供するとともに就職・転職支援を実施するための経費(約16億円を計上)。
- トイレ改修等の学校衛生環境改善、情報通信機器整備や耐震対策、防災機能強化等の施設整備を推進するための経費(専修学校分とし約3億円を計上)。
を計上している。
これらの取組を通して、専修学校や専修学校生に対して速やかに必要な支援を行っていけるよう努めてまいりたい。
自由民主党本部 組織運動本部団体総局より回答