新型コロナウイルス感染症について

私立高等学校等施設の耐震化及びコロナ化における空調・換気設備に対する補助の拡充強化について

私立学校施設の耐震化は着実に進捗しており、幼稚園から高校等の耐震化率は令和3年4月時点で93%(速報値)と着実に進捗しているものの、まだ取り組むべきものが残っていると認識している。令和4年度予算案においては、各学校設置者が国庫補助を受け、非構造部材を含めた学校施設の耐震化を計画的に行うために必要な経費として45億円、そのほか施設設備予算として、空調・換気設備設置への支援を含む私立学校等の施設環境改善整備の促進に必要な経費として54億円を計上した。
さらに、令和3年度補正予算においても、耐震化や空調・換気設備設置への支援を含む施設整備に必要な経費として82億円を措置している。
一方で、必要経費の全額を国で負担することについては、学校設置者が担うべき役割を踏まえた国による支援の在り方やこれまで耐震化事業を実施してきた法人との公平性の観点から、慎重な検討が必要と考えている。このことから、現行の仕組みにおいて、各学校設置者が必要な施設設備の整備を行えるよう、引き続き、必要な予算の確保に努めていく。

自由民主党本部 組織運動本部団体総局より回答